LVMの使用方法について
/dev/hdaがすでに存在していることが条件
/sbin/fdisk /dev/hda
これで、
/dev/hda1を作成。systemIDは8e(Linux LVM)で。
/usr/sbin/vgdisplay
/sbin/vgscan
重要な用語
1)物理ボリューム(Physical Volume)
/dev/hda1などの物理的なもの。これを登録することでLVMで利用出来るようになる。
2)ボリュームグループ(Volume Group)
LVM上の仮想ディスク
3)論理ボリューム(Logical Volume)
ボリュームグループ上の仮想パーティション
物理ボリューム生成
/usr/sbin/pvcreate /dev/hda1
拡張したいボリュームグループに先ほど作成した物理ボリュームを追加
/usr/sbin/vgextend VolGroup00 /dev/hda1
最後に論理ボリュームを拡張させる。
増やせる容量を
/usr/sbin/vgdisplay
で確認
Free PE/Size
の分母が増やせる容量。
これが例えば2Gだったならば、
/usr/sbin/lvextend -L+2G VolGroup00/LogVol00
最後にリサイズを実行
/sbin/resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00
※Linux上の一般的なファイルシステムはオンラインリサイズが可能
http://pantora.net/pages/linux/lvm/3/
====================================================
もしいったん最初からやり直したいのであれば
論理ボリュームを切断
/usr/sbin/lvremove /dev/system/work
ボリュームグループを削除
/usr/sbin/vgremove system
参考URL:
http://pc.watanet.com/lab/homesvr/linux/lvm_resize/lvm_resize.html
非常に役に立つ可能性があるURL:
http://memo.blogdns.net/lvm.html
—————————————————-
2007/09/01にvmwareにて実際に試した手順
VMware Server ConsoleでハードディスクをIDEで追加。
その後サーバーを起動すると、/devの中にhdaとhdbとhdcがあった。
hdcがなぜあるのかは分からず。今回追加したのはhdb(容量的にも)と思われたので
/sbin/fdisk /dev/hdb
n
1
で全容量を対象とする。
終了したらpで確認。
このままだとSystemIDは83なので、これを8e(LVM)に変える必要がある。
t
8e
最後の書き込んで終了
w
次にLVM管理データベースを作成
/sbin/vgscan
※ここでVolGroup00が出た。と仮定して次以降に進む。
物理ボリュームの登録
pvcreateコマンドで、パーティションを物理ボリュームとして登録する。
/usr/sbin/pvcreate /dev/hdb1
拡張したいボリュームグループに先ほど作成した物理ボリュームを追加
/usr/sbin/vgextend VolGroup00 /dev/hdb1
cdromがどうの・・・というエラーが出るかもしれないが気にしない。
最後に論理ボリュームを拡張させる。
増やせる容量を
/usr/sbin/vgdisplay
で確認
Free PE/Size
の分母が増やせる容量。
これが例えば2Gだったならば、
/usr/sbin/lvextend -L+2G VolGroup00/LogVol00
最後にリサイズを実行
/sbin/resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00
※Linux上の一般的なファイルシステムはオンラインリサイズが可能
http://pantora.net/pages/linux/lvm/3/
以降は再起動しても自動で追加されている。
/etc/fstabの設定等は一切必要なし。
——————————————————
完全新規にLVMパーティションを作成する方法
/sbin/fdisk /dev/hdf
n
1
で全容量を対象とする。
終了したらpで確認。
このままだとSystemIDは83なので、これを8e(LVM)に変える必要がある。
t
8e
最後の書き込んで終了
w
この時点で、/dev/hdf1が作成されたはず。
物理ボリューム作成
/usr/sbin/pvcreate /dev/hdf1
ボリュームグループ作成
ここではsambaserverというボリュームグループを作成するとする。
/usr/sbin/vgcreate sambaserver /dev/hdf1
※つまり、/dev/hdf1はこの時点で物理ボリュームとして認識されている必要があるということ。
論理ボリューム作成
ここではworkという論理ボリューム名とする。
/usr/sbin/lvcreate -nwork -L3.9g sambaserver
あとは初期化してマウントするだけ。
/sbin/mke2fs -j /dev/sambaserver/work
mkdir /mnt/sambaserver
mount /dev/sambaserver/work /mnt/sambaserver
このままでは初期起動がされないので、
vi /etc/rc.d/rc.sysintl
で最終行に
/sbin/vgscan
/sbin/vgchange -a y sambaserver(<-新規ボリュームグループ名)
を追加。これでボリュームグループをactiveにする。
vi /etc/fstab
/dev/sambaserver/work /mnt/sambaserver ext3 defaults 1 2
を追加。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません