awstatsをソースからインストールする場合

2010年5月18日

awstatsをyumでインストールする方法は以前記述したが、ソースからインストール(?実際には単なる設置だが)する必要がある場合がある。

その方法は以下の手順。

1)ソースコードのダウンロード
http://sourceforge.net/projects/awstats/files/AWStats/

ファイルは.tar.gz

2)サーバの適当な位置にアップロードして解凍、DocumentRootのパスにセット

/home/test/awstats-*.tar.gz
にアップロードしたと仮定して

/home/test/html/awstats/wwwroot/awstats.pl

DocumentRootは
http://www.example.com/awstats/wwwroot/awstats.pl
で表示可能にさせるとする。

cd /home/test
tar xfvz awstats-6.95.tar.gz
cp -Rf awstats-6.95 html/awstats

3)データ保管用ディレクトリ作成
mkdir /home/test/awstats_data
※適当に名前を決めて各自作る。ここの情報は後ほど設定ファイルに記述。

ドキュメントルート外に設置した方が安全だろう。

必要に応じて、awstatsが書き込みが可能となる権限を設定
chmod 777 /home/test/awstats_data

4)設定ファイルを調整

cd html/awstats/wwwroot/cgi-bin

サンプルコンフィグファイルを実際のファイルとしてコピー
cp awstats.model.conf awstats.conf

これで、awstats.confを修正。

vi awstats.conf

修正ポイントは

ログファイルのパス
LogFile="アクセスログのパス"

SiteDomain="www.example.com" #解析するドメインにする

DNSLookup=1

DirData="/home/test/awstats_data" #データを保管するディレクトリのパス

DirCgi="/home/test/html/awstats/wwwroot/cgi-bin"

DirIcon="/home/test/html/awstats/wwwroot/icon"

5)1回目のアップデート処理
cd /home/test/html/awstats/wwwroot/cgi-bin

./awstats.pl –config=awstats.conf -update

これで更新処理が行われる。

6)Basic認証などで認証をかけて見えなくする

あとは、ログのローテーションなどは通常のawstatsの作業と同じ。