awstatsをソースからインストールする場合
awstatsをyumでインストールする方法は以前記述したが、ソースからインストール(?実際には単なる設置だが)する必要がある場合がある。
その方法は以下の手順。
1)ソースコードのダウンロード
http://sourceforge.net/projects/awstats/files/AWStats/
ファイルは.tar.gz
2)サーバの適当な位置にアップロードして解凍、DocumentRootのパスにセット
/home/test/awstats-*.tar.gz
にアップロードしたと仮定して
/home/test/html/awstats/wwwroot/awstats.pl
DocumentRootは
http://www.example.com/awstats/wwwroot/awstats.pl
で表示可能にさせるとする。
cd /home/test
tar xfvz awstats-6.95.tar.gz
cp -Rf awstats-6.95 html/awstats
3)データ保管用ディレクトリ作成
mkdir /home/test/awstats_data
※適当に名前を決めて各自作る。ここの情報は後ほど設定ファイルに記述。
ドキュメントルート外に設置した方が安全だろう。
必要に応じて、awstatsが書き込みが可能となる権限を設定
chmod 777 /home/test/awstats_data
4)設定ファイルを調整
cd html/awstats/wwwroot/cgi-bin
サンプルコンフィグファイルを実際のファイルとしてコピー
cp awstats.model.conf awstats.conf
これで、awstats.confを修正。
vi awstats.conf
修正ポイントは
ログファイルのパス
LogFile="アクセスログのパス"
SiteDomain="www.example.com" #解析するドメインにする
DNSLookup=1
DirData="/home/test/awstats_data" #データを保管するディレクトリのパス
DirCgi="/home/test/html/awstats/wwwroot/cgi-bin"
DirIcon="/home/test/html/awstats/wwwroot/icon"
5)1回目のアップデート処理
cd /home/test/html/awstats/wwwroot/cgi-bin
./awstats.pl –config=awstats.conf -update
これで更新処理が行われる。
6)Basic認証などで認証をかけて見えなくする
あとは、ログのローテーションなどは通常のawstatsの作業と同じ。
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