OpenVPNをWindowsVistaで使う場合

2010年4月30日

OpenVPNをWindows Vistaで利用する場合

サーバー側は特にいじる必要がないが、クライアント側に若干の変更が必要。

client.ovpn

↓ここから
# クライアントであることを指定 ※OpenVPNサーバからパラメータを受け取るために必要
client

# 通信に使用するプロトコル
proto udp

# 使用する仮想ネットワークデバイスの指定 ※OpenVPNサーバと同じにする必要があります。
dev tun

# 接続するOpenVPNサーバの指定
# 書式:remote [OpenVPNサーバのアドレス] [ポート番号]
# ※今回の場合、ルータのポート転送を利用しているので、ルータのアドレスを設定する必要があります。
remote 111.222.333.444 5000

# CA証明書、サーバ証明書、サーバ秘密鍵のパス指定
# ※パス指定は、絶対パスまたはclient.ovpnの設置フォルダからの相対パスでの指定
ca ca.crt
cert client1.crt
key client1_nokey.key

# OpenVPNサーバの名前解決を継続する
resolv-retry infinite

# ローカルポート番号をバインドしない
nobind

# パケット転送の際にLZO圧縮を有効にする
comp-lzo

# VPNが落ちた場合の再接続設定
persist-key
persist-tun

# ログの詳細レベルの指定
verb 3

# OpenVPNサーバからパラメータを受け取るための設定
#pull

# OpenVPNサーバからIPアドレスを受け取るための設定
#float

route-method exe
route-delay 2
↑ここまで

の、最後の2行が必要。

また、
\bin\openvpn
\bin\openvpn-gui
のそれぞれのプロパティを開き、「互換性」タブにおいて

特権レベル
管理者としてこのプログラムを実行する
にチェックを入れる必要がある。